カンジダ症って何?

性器カンジダ症とは、カビの一種であるカンジダという真菌が性器に感染して生じる感染症です。
男性のペニス、特に亀頭や包皮等が赤くなったり、ただれたり、また、かゆみ、もしくは軽い痛みを感じるようでしたら、性器カンジダ症の一種であるカンジダ性亀頭包皮炎である可能性があります。

ただ、性器カンジダ症は男性よりも女性の方が起こりやすい感染症です。
理由は、男性器と女性器の構造の違いです。
体外に露出している男性器は通気性が良い為、あまり菌が増殖する事がないのです(但し、包茎の場合は発生率が上がる)。

ですから、男性がカンジダ性亀頭包皮炎を発症した場合、性交相手の女性から感染した、言い換えれば、性交相手の女性も性器カンジダ症である可能性は大いにあります。
そもそも女性は、性交未経験者であっても発症する場合があるのです。
女性の症状としては、外陰部や腟のかゆみ、灼熱感や痛みといった性器の炎症、ヨーグルト状のおりものの増加等が挙げられます。

従って、男性がカンジダ性亀頭包皮炎を発症した場合、もちろん男性も治療する必要がありますが、同時に女性も治療を必要とする場合があるのです。

女性の性器カンジダ症の治療薬はエンペシド膣錠です。
エンペシド膣錠には、カンジタの抗真菌作用があるので有効なのです。
用法は、腟深部への挿入です。
用量は、1日1回1錠(100mg)となっています。
一般的には6日間の継続使用となりますが、必要に応じて使用期間を延長する事もあります。

主な副作用は、熱感、刺激感、かゆみ、発赤・紅斑、痛み、発疹等が挙げられます。
また、妊娠中、あるいは授乳中の人は、その事を担当の医師と薬剤師に伝える必要があります。

ちなみに、エンペシド膣錠 薬価は1錠あたり61.9円です